【書評】ビブリア古書堂の事件手帳 前半

こんばんは。ずめっちです。

 

さて、突然ですが私は図書館のヘビーユーザーです。

静かだし、エアコンが聴いてて快適だし、何より本がたくさんある。

私自身、読書家と呼べるほど読書用が多いわけではないが、本を読むのが好きだ。そういう人間には、思いついた時に無料で本が借りれるサービスというのは、とてもありがたい。

不満がないわけではない。読むのが遅いので、仕事が忙しかったりして本を読む時間が取れない時など、アッという間に貸し出し期限が迫ってくる。また、なんかのきっかけ(例えばテレビや、ネットの新書レビューなど)読みたいと思った本は、ほぼ図書館では、予約待ちになりすぐに借りることができない。

そういった事もあるので、目的物を決めずにそのとき書架されているものを借りることが意外に多い。

今日、書評するのはそういった理由で借りた本について。

タイトルもそうだが、この表紙に見覚えがある人が多いのではないか。

今時のラノベ風装丁で、かつアスキーメディアワークス文庫。ジャンル的にはラノベかもしれない。

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。
 違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。
 本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていたのだ。
 過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?

 文庫版が既に5巻まで出版されており、大人気シリーズであることは間違いない。まず気になるのは、表紙の女性、篠川栞子が気になる。イラストでは目を瞑って本を読んでいるように見えるので、盲目なのか?!と衝撃を覚えたが、んなこたーない。ちゃんと目見えてるやん。この先の展開が楽しみです。というか栞子さんにキュンキュンします。うーん、いいね。

 

続きが楽しみです。

また明日。