【確信】人類と人工知能(AI)は良好な関係で共存可能

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こんばんは、ずめっちです。

ITProに以下のニュースが掲載されていました。

itpro.nikkeibp.co.jp

 

この記事について、私の考えを述べていこうと思います。

 

スタンフォード大学の考え

まず、基本的なトーンとしては以下の引用がよくわかる。

 AI100レポート全体の印象として、まず気付くのは「AI普及の負の側面よりも、プラスの側面に目を向けよ」というトーンが強い点だ。

案外、好意的というか、肯定的な考えのようです。

 さらに以下のように続きます。

 現在から2030年にかけて、有用なAIアプリケーションが増えていく。それが社会や経済にポジティブな影響を与え得る。運転がより安全になる、子供たちへの教育の質が上がる、人々の生活をより豊かなものにする、といった具合だ。これらの点にこそ注目すべき、と同レポートは主張している。

 ただし、決して未来をバラ色に描いているわけではない。雇用やプライバシーなどに関する重要な文化的・社会的課題が浮上する点も指摘している。「AIが人間の労働をどのように拡張するか、あるいは代替するかについて、混乱を引き起こす可能性があり、経済や社会に広く関係する問題が生じる」とする。

 リスクを認めつつも、トータルではプラスになるという考えのようです。 

 

世間一般の考え

 一方世論的には、AIもしくはロボットは人間の仕事を奪い、ある一部の職業を除いては、ほとんどがコンピュータに取って代わられる、そんな考えが大勢を占めているようです。

gigazine.net

 確かにこんな記事で、さらに自身の就いている職業がリストインしていたら…。そう思うと人工知能・ロボットなんか出てこなくていいよっ!って思いますよね。

そりゃ私も思いますよ。

 

 仕事のうちのクリエイティブな部分は、ほんの一部で、大半は作業に追われてるわけです。

日本においてはホワイトカラーでも成果主義を取り入れている企業は少数で、という事は言い換えれば時給制と何ら変わらないわけで、個人の時間を会社に売って食い扶持を得ていると言えましょう。

 

さらに衝撃的なことが

 さらに、スタンフォード大学のレポートには、重要な内容が含まれていません。

 AI100レポートが描く未来もそれなりに怖いが、もしかするとそれだけでは済まなくなるかもしれない。同レポートは、2030年までに「汎用人工知能(AGI: artificial general intelligence)」が実現するとは想定していない。ここまで見てきたAIは特定分野を対象としたもので、人間のように幅広い適用範囲と汎化能力を持つAGIではない。

 そうです。今までの話は「特定の分野向けAI」のことであって、真の人工知能は含まれていないという事。

 人間と同じように思考するコンピュータが生まれたとき、それこそディストピアが訪れる可能性があるように思われますし、ITProも次のように締めくくっています。

 一方で、2030年ごろにAGIが実現するという見方もある。そうなったとしたら、人間の職業のほとんどがAIに奪われるというディストピアが一気に現実化する可能性も出てくる。

 

答えはここにあった

 という前段で、その答えはこちらの本に書いてあります。

アイの物語 (角川文庫)

アイの物語 (角川文庫)

 

 あらすじ

人類が衰退し、マシンが君臨する未来。食糧を盗んで逃げる途中、僕は美しい女性型アンドロイドと出会う。戦いの末に捕えられた僕に、アイビスと名乗るそのアンドロイドは、ロボットや人工知能を題材にした6つの物語を、毎日読んで聞かせた。アイビスの真意は何か?なぜマシンは地球を支配するのか?彼女が語る7番目の物語に、僕の知らなかった真実は隠されていた―機械とヒトの新たな関係を描く、未来の千夜一夜物語

amazonデータベースより

  まさに、AIと人間の関係を描いた物語です。

この『アイの物語』はもちろんフィクションです。ですが、物語の説得力が半端ない。

近い未来、この通りになるのではないか、ある意味、「預言書」に近い内容だと思います。

しかし、著者の思いも入っています。それがアイであり愛であり「i」なのです。

 

人工知能(AI)、ロボット、アンドロイドの未来の話になると、人間は明確な根拠のない、漠然とした不安を覚えます。その答えがここにあったと、そう思いました。

 

未来が、アイに満ちた世界でありますように。