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はじめから終わりまで恋の行方が気になり過ぎてロマンティックが止まらない! 【ビブリア古書堂の事件手帳 4、5】

こんばんは、ずめっちです。

 

早いもので、4巻、5巻、読了です。

 

 

4巻~5巻末にかけて、栞子と大輔の恋の行方が気になりすぎて、話が頭に入らない。結末はわかってるんだけど、結局どうなの!?的な。

 

さて、備忘録的に書き出してみると、4巻では江戸川乱歩がテーマ。主に以下の3冊についての物語。

押絵と旅する男
 

 

4巻は全編通して江戸川乱歩一色でしたね。江戸川乱歩としてば怪人二十面相の少年探偵シリーズが記憶にあるんじゃないでしょうか。小学校の図書室には必ずありましたからね。

自分はシャーロックホームズ派なんて言いながら、あの表紙のオドロオドロしさが合わなくて、読んだことがないので、一度読んでみるかな。

なんにせよ、栞子さんがどんどん母親に似て、本領発揮してくるにつれて、母の恐ろしさがリアルに感じられてくる。人間、理解できないものを怖がるというのはその通りなんでしょうね。逆にいうと読者に理解されないように気を付けて書いているとも考えられます。

 

著者の三上延さんの著書はこの「ビブリア古書堂の事件手帳」が初めてですが、小説の基本形に忠実というか、読者が引き込まれる要素を意識して書かれているなーという印象です。例えば大輔なんかは、知識レベルが読者に近く設定されています。はじめから彼が古書マニアだったら、読者は置いてけぼりでしょうね。そして母親というライバル・宿敵の存在。何より、栞子の鮮やかな推理と、恋愛の不器用さのギャップが素晴らしい。最高です。

 

前回の書評でも書きましたが、作中に出てくる書籍の魅力を栞子さんがたっぷりと、情緒豊かに語ってくれるので、ほんとにその本が読みたくなる。大輔の気持ちがよくわかる。

 

著者のあとがきでも語られていますが、いよいよ物語も折り返しを過ぎ、後半に入っていきます。ということは著者の中で結末が見えていて、8巻あたりで完結、といった感じでしょうか。続きが楽しみで仕方ない、第5巻、ぜひ!