やや、雲行きが怪しくなってきた第3巻。大事件の予感が?!【ビブリア古書堂の事件手帳 3】

こんばんわ、ずめっちです。

 

読んだ本の感想を貯めると、書き忘れちゃうので、連投です。

 ああ、麗しの栞子さん・・・。

どうにも雲行きが怪しくなって来ました、第3巻。

 

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。

毎回思うが、amazonのBookデータベースから引っ張ってくるあらすじが、よくできてる。ネタバレしてないし、ポイントを押さえて魅力を伝えられてると思う。ただ、なんか毎回ほぼ同じやんね?!そりゃそうか、この本は、「古書」「珍客」「美人店主」の3要素で成り立ってるからな。

 

でもそれがいい。バランスがいいと思う。「美人店主」だけにフォーカスすると、ありきたりの萌え本と変わらない、いやそれどこか、釣り針が大きすぎて警戒するレベル。そこに一般になじみのうすい「古書」、その古書にまつわる「珍客」で、物語がグッと面白くなっている。素晴らしい。結局のところ、このシリーズが大好きです!

 

さて、今回本編に出てきた本は以下の4冊です。

  • 「王さまのみみはロバのみみ」
王さまのみみはロバのみみ (世界名作ファンタジー55)

王さまのみみはロバのみみ (世界名作ファンタジー55)

 

 

 

  • 「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」

 

『春と修羅』

『春と修羅』

 

 

「王さまのみみはロバのみみ」なんかは、アー懐かしい!と思ったが、あらすじを見てみてびっくり。これ、読んだことないわ。こんな話だっけ??同じような童話でも、多分知らない話って、いろいろあると思う。「裸の王様」も最後どうなるんだっけ。的な。

 

そんな知ってるつもりが知らないを知ることができる、いよいよ緊張感がでてきた第3巻、面白いです。ぜひ!