栞子の過去が少しづつ明らかに・・・。俺があなたを守ります!【ビブリア古書堂の事件手帳 2】

こんばんは。ずめっちです。

 

さて、「ビブリア古書堂の事件手帳」ですが、第2巻を読みましたので、その感想ということで。

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。変わらないことも一つある―それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき―。

既に1巻感想でも書いたが、栞子さんがいよいよ本領発揮してきました。

 

今回出てくる本は以下の4冊

クラクラ日記 (ちくま文庫)

クラクラ日記 (ちくま文庫)

 

 

時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)

時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)

 

 

名言随筆サラリーマン (1955年)

名言随筆サラリーマン (1955年)

 

 

  • 足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」
UTOPIA最後の世界大戦

UTOPIA最後の世界大戦

 

 

これら4冊にまつわるエピソードが綴られており、そこから栞子の家族の謎に迫っていく、期待の第2巻、最高でした

第1巻もですが、ここに出てくる本はすべて実在のもので、あとがき曰く、作者の三上氏自身も思い入れのある作品ばかりのようです。

 

本を読んで本を読みたくなるって、なんか素敵ですよね。そして読んでみて、また答え合わせしてみたくなる。あー、栞子さんリアルにいませんか?!

 

そんな気になる第二巻、ぜひ!