【綾辻行人 殺人鬼-覚醒編-】設定ありきの猟奇殺人、逆もまた真なり

どうも、ずめっちです。

 

ミステリはついにこの領域まで踏み込んでしまったのか。

 綾辻行人といえば一番には「十角館の殺人」が思い浮かぶ私としては、「なんじゃこりゃ」と言わざるをえない。

伝説の傑作『殺人鬼』、降臨!!’90年代のある夏。双葉山に集った“TCメンバーズ”の一行は、突如出現したそれの手によって次々と惨殺されてゆく。血しぶきが夜を濡らし、引き裂かれた肉の華が咲き乱れる…いつ果てるとも知れぬ地獄の饗宴。だが、この恐怖に幻惑されてはいけない。作家の仕掛けた空前絶後の罠が、惨劇の裏側で読者を待ち受けているのだ。―グルーヴ感に満ちた文体で描かれる最恐・最驚のホラー&ミステリ。 

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 内容は、とにかくグロイ。そして怖い。意味不明・正体不明・目的不明の殺人鬼が襲い来る恐怖。簡単には殺してくれない恐怖。とにかく惨殺。何が何でも、凄惨。もう何度よむのを辞めようと思ったことか。でもそこは、綾辻先生だし、最後はどーんと!あるはず!

 

で、私の感想は、「なんじゃこりゃ!」

いい意味か悪い意味か。

こんなんあり?

 

その目で最後まで確かめてください。

ぜひ!

 

よろしくお願いします。